ごきげんよう2日目(5/20 OA)
2日目にして、「ごきげんよう」の作法にも通じた様子の齋藤様。
初日のようにサイコロを観客席のお嬢さんにぶつけることもない*1程良い力加減。サイコロ振りに限らずね。
で「ピンチ!」のサイコロの目を受けてのトークは「ボクねぇ、同じものを食べ続けちゃうという病気があるんです」と始めて、餃子の話。
受験生時代、1年のうち300日くらい餃子を食べ続けて、最後に吐いてしまったけれど、それでも意識が「餃子だ餃子だ」と言っていて餃子を食べてしまったこともあるとのこと。
いろいろな条件に沿って食べるものを選ぶと、次の日も同じ条件だから結局同じものになってしまう。らしい。言われてみれば納得してしま・・・危ない、危ない。しないよっっ。
惰性で食べ続けるというより、やっぱり餃子が好きとのこと。じゃなきゃ年に300日も食べないよね。
曰く「私は真の餃子好きだから、どんな店のどんな餃子でもおいしいんですよ」「ここの餃子はちょっと皮がなんとか、とか一切ない」*2
ちょっとふっくらしてきたとかなんとか言ってるようじゃまだまだ真の齋藤好きとは言えず。今後は、清濁併呑の構えで、ってことですね。
でもこれ、ピンチ?
このネタなら、昨日の「やめられない話」の方がぴったりだっただろうに、そこを敢えて肩甲骨に譲ったのは、初日にガツンと肩甲骨行っとこ、という目論見がおありだったんですね。並々ならぬパッション。
もしかして「ピンチ!」も無理矢理肩甲骨に引っ張っていくのでは?と、固唾を呑んで見守っていたのですが。
けれど、案外、初日収録後に「やめられない話、あれでよかったかな?」と脳内反省会をしている過程で、「やめられないと言えば餃子の話の方がよかったんじゃないか?」→「結構面白いネタじゃないか!ちぇっ、こっちにしておくんだった」→「よし、次回このネタで行こう!」というのが出所だったかもね。
ところで餃子と言えば私、餃子包みにかけてはちょっとした腕前ですのよ。と言うのも3歳の娘がお昼に餃子を食べながら「今日のお夕飯、何が食べたい?」と尋ねても「餃子!」と即答する程の無類の餃子好きなので、娘の喜ぶ顔見たさにせっせと餃子を包んでいるうちに、幸楽に嫁いでもそこそこうまいことやっていけるくらいの自信はつけました。
形状だけでなく、焼きについても*3なかなかやります。
ベーシックではありますが、こんな感じ。
- まず、前段階として包んだ餃子は、片栗粉を薄く敷いたお皿に並べておく。この片栗粉が焼いたときのパリパリ感を引き立てます。
- フライパンを熱し、鉄ならうすーく油を敷き白い煙がかすかに立ったら、急いで餃子を並べる。(テフロンの場合は、油なしで)
- フライパンを前後に揺すって、餃子がくっついていないことを確認したら、餃子が半分浸かる程度の水を入れて蓋をする。
- 水が少なくなってきてちりちりと音がし始めたら、蓋を開けて、油大さじ2-3程度を餃子の隙間を縫って回しかけ、フライパンを前後左右に傾けて、全体に行き渡るようにする。
- そのまま1-2分揚げながら、フライ返しで端っこの餃子をくっつかずに外れるようにがしがし隙間を作り、好みの焼き具合のところで、躊躇なく一気にフライ返しでフライパンから剥がして盛りつける。
やっぱり秘訣は、最後の「揚げ」でしょう。イメージは築地銀だこ*4の最後の仕上げ。
さ、おいしい餃子のできあがりです。・・・って言っても味はなんでもいいんすよね、齋藤様。虚しい。