ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
そろそろ子どもたちはなぜキレるのか (ちくま新書)を読み終えそうなので、次の本を探さなくては、と買い物途中に近所の本屋さんへ行く。
目的はもう一つ「月刊サーカス」。もとより飽和知らずの齋藤様の仕事量に追い付こうなどとは思っていませんが、一期一会のご縁と思い大切にしたいものです。過剰に齋藤様が大好き様、ありがとうございます。
35ページの笑顔は聞きしに勝る素晴らしさでした。眼福。次ページの真面目な表情と比べるべうもなく、齋藤様の真骨頂は笑顔(そして甲高く乾いた笑い声)にありますね。
そしてチェ・ゲバラ特集の一環としてのインタビュー記事にも関わらず、それに全く言及することなく持論のみを展開される潔さ、惚れ惚れする益荒男振りでございます。過剰の為せる技か。というよりインタビュアー、取材趣旨を伝えたのか?
ずっと少し堅めの齋藤様著書を読んでいたせいでしょうか、図に乗る調子が伝わってくるような口語体齋藤様節が、清涼感と共に染みいります。
特に「おっと合点承知の助」「そりゃ最高でげすな、旦那」などのお言葉を目で追っていると、ライブの迫力を感じます。
大した数を読破したわけではありませんが、齋藤様はペンの力よりもご自身の弁舌に寄る発信力の方が遙かに勝っているような気がします。誉めてるのか貶してるのかよく分かりませんが。もう少し数多くのテキストに当たってみることにしましょう。
ということで物色してみたのですが、規模の小さな書店だったので禁断の「声に出して・・・」以外めぼしい著書が見当たりませんでした。もう少し大きな書店に足を伸ばしてみなければ。
今日の収穫は「月刊サーカス」35ページの笑顔に集約されている、ということで。