NHK「あなたのアンコール2004」にて「にほんごであそぼ」を放送。「ドレミノテレビ」と共にテレビ番組として初めてグッドデザイン賞の大賞を受賞したことを受けてのアンコール放送でした。
 放映されたのは11/5の「教育テレビであそぼ」の回でした。「雨ニモマケズ」に始まり「やまなし」の冒頭で終わるという賢治色の強い「にほんごであそぼ」らしい内容でした。


 企画・監修というのが実際どこまで関わっているのか分からないけれど、そしてグッドデザイン賞にどこまで貢献しているのかはとっても微妙だけれど、齋藤様ファンとしても喜ばしいことでございました。
 受賞を知った時は「グッドデザイン賞?」と思ったけれど、視覚的なデザインのみならず、番組全体のコンセプトや社会に与えた影響など総括的な意味合いだったのですね。


 思えば2003年のNHK教育テレビは、一種異様な興奮状態にありました。NHKの五十周年というのもあったのかしら。
 「プリンプリン物語」の再放送という大暴走もあったものの*1にほんごであそぼ」「ドレミノテレビ」の革新的なスタイルには作り手の気合いが強く感じられ、途中で息切れしてしまうのではないかと心配したくらいです。番組が無事二年目を迎えた時には、密かにホッと胸をなで下ろしたものです。


 放送開始からまもなくまず子どもたちが「ややこしや〜」「じゅげむじゅげむ」と反応し、そこから一年余りを経てオトナの世界でも公に認められたのは、2003年春の気合いがいい形で実を結んだと言えるのでしょうね。
 齋藤様ファンとしても対象年齢児の母親としても喜ばしい限りです。


 ただ私個人の熱烈私のアンコールは「教育テレビであそぼ」の時に出演されていた齋藤様をもう一度!見ていたんです、が、まだ齋藤様熱に浮かされる前のこと。行為としては同じ「見る」でも意識が違います。齋藤様ズカット版、プリーズ。無理だよね。
 おとなしく第二部の「新選組!隊士座談会」でも見よっと。

*1:1979年から放送された人形劇。半分以上の放映分のVTRがないにも関わらず再放送強行。プリンプリン自身が「実は第2回から442回までのビデオはないの。当時ビデオテープは大変貴重でした。だから重ね取りして再利用していたのです。」と内情説明し、翌日何事もなかったように443回から放送。NHKは変わろうとしている!を内外にアピールした