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小倉さん不在のとくダネ!なんだかみんな浮き足立っているような楽しそうな雰囲気でした。
特に小倉氏の席に座った笠井さんの高揚感は、さながら息子の死を知って引き籠もったビュルフランの代わりに社長の椅子に座ったタルウェル*1のようでした。
杉田かおるの電撃結婚を本気で悔しがる(素振りを見せる)恭子ちゃんの可愛らしさ、いつも生真面目な長谷川アナが繰り出す軽口なども見られてとても良い雰囲気だったのですが、じゃあ小倉氏がいなきゃ良いのかって言うと、大黒柱の不在という緊急事態をなんとか乗り切ろうと頑張る出演者という構図には、不在の存在感が大きく作用していたと思われるので、やっぱりそこは小倉氏在ってのとくダネ!ってことなんでしょうけどね。
もしかして、「いやぁ、俺達だけで行けるんじゃない?*2」なんて会話も終了後に交わされていたのかも知れませんが。
って、いつから私はとくダネ!ウォッチャーになっちゃってるんだ。
そうそう、齋藤様。今日はあんまりここぞという愛でどころが見当たらず。佐々木かをり女史のこなれっぷりの方が印象的だったのと、全体的に可もなく不可もなく、つまりワイドショーのコメンテーターとしては十分な及第点だったわけです。
これ、良いのかしら。年度末に向けて、4月以降も金曜コメンテーターとして出演し続けるのかどうかという今後の展望も含めて考え始める時期ですよね。
最初の頃に感じた所在なさ、浪費されてる感とはまた違ったところで、コメンテーター、どうなんでしょ。
このまま落ち着いて諸星氏の如く小倉氏のゴルフ仲間*3になるまでお茶の間に浸透するというのも一つ。
適当なところでレギュラーは降りて、再びの総力特集「ニッポンの教育」シリーズの時などにイレギュラーに出演するというのも一つ。
いずれにしてもこの1-3月のクールが、今後を占う正念場となるのでしょう。頑張れ、齋藤様。いや、頑張らないで、なのかしら。
毎週金曜日に必ず、齋藤様のご尊顔を拝することができるのは幸甚の極みでございますが、長い目で戦略的に捉えることもまた大切だと心得ます。二律背反。いえ、続投が齋藤様の為にならないと決めてかかっている訳ではございませんが。