さて、齋藤斎(暫定)。


 昨夜の授業は、今までの中でも一番見応えがあったのではないでしょうか。
 齋藤斎(暫定)の楽しげな笑顔が何度もアップになり、甲高い掠れ笑い声が、効果音のようにずっと聞こえておりました。


 勝因は生徒の顔ぶれに尽きるでしょう。
 齋藤斎(暫定)の授業を受けて好反応を見せる生徒達、完璧な通販*1を見せた藤井隆銭金でもおなじみの有田小芝居劇場、知識量と文脈力(=頭の良さ)は比例せずと身を以て証明した健気な頑張り屋さん菊川怜、双子ならではの文脈の摺り合わせを披露したマナカナちゃん。
 皆それぞれに奮闘していたけれど、敢えてMVS(Most Valuable Student)を選ぶなら久本姉さんでしょう。


 彼女の合いの手の入れ方は絶妙で、齋藤斎(暫定)の授業の活きること!
<例>なるほどな、すごーい、うん、へぇー、そうそうそう、あ、そうか〜、あるある!・・・
 それが決して邪魔にならないタイミングと声量で程良く、話者に自信を持たせて満足感をもたらし、更なる展開を促す潤滑油になっているのです。話者に対してだけでなく、周りで一緒に聞いている聞き手にもその効果は及ぶので、教室全体が積極的に授業を聞く構えになっていました。
 バラエティに欠かせない存在にはそれだけの理由があるのですね。


 前回の三色ボールペンの時は、そういう意味で生徒に恵まれていなかったですから、喜びもひとしおなのです。
 番宣などに左右されないゲスト陣の時に、次回授業があることを祈りましょう。改編期だと危険度が上がりますが、SPで齋藤斎(暫定)をブッキングしたいんだろうな。


 テーマであった「文脈力」は「頭がいい」とは、文脈力である。に基づいているものだと思われます。出た、当て推量。はい、未読です。
 でも今読んでいる質問力―話し上手はここがちがうにも関連キーワードとして「文脈」が出てきますので、差し当たってはその辺りから。明日以降。


 齋藤斎(暫定)、どうでしょう。
 私はとっても面倒くさいです。単語登録すればいい話なのですが、なにせ暫定なもので。

*1:齋藤斎(暫定)の説によると通販番組は文脈力の好教材なのだそうです