第3回のゲストは茶道家塩月弥栄子さん。この確固としたラインが婦人画報なのですね。
 「声に出して誉めたいこの人の『素敵のヒント』」の話です。


 これまでの黒柳女史、美輪先生との共通点は、弟にあり。
 今回の塩月さんは対談の中で、何度も弟さんについて触れ「いい男だ」と称賛しておられましたので、言うにあらず。
 黒柳女史は、以前いい年した弟の不祥事*1について会見を開いていた記憶があります。いい加減父兄の庇護からは外れてるだろうにと思いつつも、弟に対する強い愛情と責任感を感じたものです。
 美輪先生も腹違いの弟さんに「この子達だけは守らなくては」という責任感をお持ちだったと「紫の履歴書」の中で書いておられました。


 で、齋藤様は末っ子光線を得意技とする、キング・オブ・弟。
 相手の懐にするりと入り込んで、うまく甘えていく齋藤末っ子メソッドが小気味良い程に効いていく相手だったわけなのですね。
 そういう狙いがあったわけではないと思うけれど、齋藤様にとっては釈迦の掌で転がって遊ぶ孫悟空の心地よさでしょう。


 人間関係を兄弟型で考えると、すっきりすることがままあります。もちろん、それぞれに兄弟型以外に抱える背景があるので、全て当てはまるわけではないけれど、少なくとも血液型によるタイプ分けよりは信憑性があると思います。
 興味のある人は、「妹の力」社会学を読んでみてください。10年以上前の本なのでサンプルはやや古いですが、内容は普遍ですから応用利きます。


 そんな私は弟のいる姉。姉性本能で暖かく齋藤様を包み込みましょう。結局、それが言いたかったのですが。


 今日の蛇足。
 例の名前パズルゲーム、「義経」では、平資盛役で小泉太郎くんが健闘してくれているのですが、齋なし。齊藤さんはおられたのですが、惜しい!

*1:確かクスリ