ヒロミゴーのジャケット脱ぎアクションくらいの気概があったのかも知れないのに。


 プロファイルXで、クールビズで俄然注目!と細田官房長官を取り上げている中、さっきまで確かにきっちりスーツ+ネクタイだったはずの齋藤様がスーツの上着を脱ぎ、ネクタイも外し、更に第一ボタンまで外し、涼しい顔で座っていました。
 なのになのに、全く触れられることなく完全な放置状態。いっそ脱いでそのまま着る池乃めだかアクションにしておくべきだったか。


 原因はただ一つ。今日のプロファイルXは、バーレーン現地取材のため大村リポーターが不在で、代わりに生真面目が服着てるはずの長谷川アナが、ネタがネタだけにクールビズなノーネクタイお仕着せで、あっぷあっぷ状態での進行をしていたのです。
 当然、齋藤様の小ネタなどに気を配る余裕もなく。


 大村リポーターだったら「お、齋藤さん、早速クールビズですね!」と調子に乗り気味に食い付いてくれたはずです。そこでなんかかませたはずだったのに・・・


 VTR明けに求められたコメントもクールビズ無視。悲しい齋藤クン。心なしか笑顔も引きつっておりました。その後の話も今ひとつ盛り上がらない。
 そんな空気を払拭するであろう唯一の好機が到来したのは、とくダネ!特捜部。
 主婦の最も苦手な家事の一つ、アイロン掛けが特捜されておりました。ここで満点のコメントは
クールビズで、上着を着ないとなると、ますますワイシャツのアイロン掛けの重要度が上がりますよね」
 これが正解。そこで巻き返しが十分可能だったはず、なのに


「ちょっとそそられましたね。ボクね、初めてアイロン台がああいう格好していて縁を使うっていうの、初めて知りましたね。小倉さんは・・・?」


 小倉氏にコメントを逆振りするコメンテーターは見たことがないので、その点では、革新的と評価できるのだけど、アイロン掛けにそそられてる場合じゃないんだ。
 嗚呼、齋藤様のクールビズが・・・


 750円75銭の「私はいました」Tシャツ*1なんて着て喜んでないで早く帰って来てぇぇ!!と思っていたら、最後にやっとこさ、振ってもらえました。
小倉「蒸し暑くなってきて、齋藤さん、とうとう脱いじゃったね」
齋藤「クールビズのお陰で助かりましたね、これ、急に頭がはっきりして来ましたね、今」
(各人のコメント、笑い声が交錯)
・・・終了間際の30秒じゃどさくさに紛れてしまうよね。


 ああ、やっぱり大村リポーターの力が必要。
 出演していなかったというのに、これだけの存在感。これはもしや
前に書いた 不在時の被引用回数=存在感の尺度。
 齋藤ファン的にも大村リポーターは不可欠な存在なのね、との認識に至った6月最初の金曜日。

*1:バーレーン空港で売っていたという、日本人客向けのお土産