世界一受けたい授業


 すっかり読んだつもりになっていたのに、取りこぼしていたコメント力。本当に読んでなかったっけ。ここに書いてないだけじゃなくて?としばらく自問し、記憶の糸をたぐり寄せてみたけれど、やっぱり読んでいないみたいです。
 このところ、100冊超えた著書と衰えない出版スピードに焦って、近刊にばかり走り過ぎたきらいがあったようです。反省。
 基本に立ち返らないといけませんね。夏休みの課題。
 筑摩書房に「○○力」ばっかりでうんざりとか言ってちゃだめですね。


 って私が読んでようとなかろうと、どーでもいいのですが、今回のテーマは“ダメ人間にならないための「コメント力」”(授業内容はこちら


 いきなりDAKARAのBGMに乗せて、肩甲骨回していたので、サントリー提供なんだろうなと思いながらぼーっと見ていたら、その画面に「アサヒビール」の提供名が被って来て驚きました。見上げた懐の広さ。「アサヒ飲料」とは別会社とは言え、同じアサヒビールグループなんだよね。

 恐らくDAKARAの競合商品であろうSUPER H2Oのことは半ば諦めてるってことなのか?気になってHPで調べちゃったじゃないの。はっ。これが狙い?
 会社の歴史まで熟読してしまった。なるほど、三ツ矢平野水(後の三ツ矢サイダー)が全ての出発点だったのね、ふむふむ。すっかりアサヒビールグループの沿革に通じてしまった。←狙い通り。
 今度、SUPER H2Oを自販機で見かけたら買っちゃいそうだわ。←思うツボ。


 ま、そんなアサヒビールの婉曲的な戦略はともかくとして。(もっと気になる人はアサヒビールHPへ)
 今回は有名人、映画のセリフなどからの引用がテキストとして使用されており、構成も齋藤様の手法に即して来たような印象です。


 やっぱりバラエティ番組に出慣れている人達は、瞬時に気の利いたこと言いますね。
 今回最も齋藤様の心を掴んだ、有田さんを筆頭に、コメント力の授業を受けるまでもない人ばかりだったような気がします。
 よかった。本当に。
 これが新ドラマスタートに絡んで、バラエティで扱いにくい女優さん*1なんかが生徒だったら、ダメコメントに気を遣って愛想笑いが苦笑いになっていくやるせなさを視聴者と共有するところでした。


 さて、今回の齋藤ファン的最大功労者は、既述の通り、齋藤様の心を鷲掴みにし、その様子を見た私たち齋藤ファンまで虜にした有田さんで満場一致でしょう。
 前々から、妙に馬が合うように見受けられるのは明治繋がり故でしょうか。
 興奮の余り、握手を求めた齋藤様がもう片方の手を置いたのは、肩でなくやっぱり肩甲骨だったな、なんて小さな納得も含めて、有田さん、最高の笑顔(齋藤様のね)をありがとう。
 古舘氏との特番「カラダの人間史〜肩甲骨が支えた人類の歩み〜(仮題)*2」のゲストにはまず、彼を。


 ところで「世界一受けたい授業」のHPの齋藤様プロフィールの著書欄に見慣れない書名が羅列してあると思ったら、茂木健一郎氏と間違えてるみたいですよ。
 「脳と仮想」「脳内現象<私>はいかに創られるか」「脳の中の小さな神々」「スルメをみてイカが分かるか!」は著しておりません。依頼すれば書いてくれるかも知れませんが。
 それが出る前に私はコメント力を読まなくては。

*1:まだ根に持ってる、仲間さん

*2:本気になさいませぬよう