新機軸?
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: Video Game
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今月、誕生日を迎えたので、年齢詐称を避けるべく地味ーにプロフィール欄を変えてみたのが十日程前の事。
その際、いろいろ思うところあってこれまたさりげなく加えた新カテゴリ<漢検>
三年前に漢字検定準一級を辛うじて取った時に「一級は無理。あれはマニアの世界」と思って、もしももしも挑戦する事があるとしてもそれは「新選組!」DVDを毎日一話ずつ繰り返し見ることと併せて老後の楽しみに取っておこうと、遙か彼方に思いを馳せていたのだけど。
最近になって、なぜだか一級受けてみようかと考えるようになってきた。
どうも「準一級」という中途半端さ*1への居住まいの悪さや、「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」の「漢字書取」「四字熟語」への物足りなさ*2が、ここしばらく培ってきた齋藤孝的自己啓発の土壌に根づき、芽吹いたような、気がする。
三日坊主で終わらないように、覚えのような感じで書き留めておきたいので、余所で漢検日記でも始めようかと思ったのだけれど、本流の更新すら怪しいところに、複数管理なんてね。
で、考えてみたらこの「にほんご日記」というタイトル、ごくシンプルに、「声に出して読みたい日本語」と「にほんごであそぼ」に因んで付けてみたのだけど、こうして見てみるとなかなか汎用性がある。
日本語に関することであれば、いや、とりあえず日本語で書かれてさえすれば、看板に偽りなしなんじゃない?と、そこまでは広義に過ぎるとしても、例えば月1レイトショー*3で見た「ダ・ヴィンチ・コード」、戸田奈津子先生による日本語名訳(!)について書いたって、「かもめ食堂」の日本かぶれフィンランド人が求めた「ガッチャマンの歌」もスマの因縁より先から知ってたわよ、但し「地球はひとつ、割ったらふたつ」って歌ってたけどね、って書いたって、「にほんご日記」はぶれない。(と思う。)それだけの包容力のあるタイトルだもの。なんという先見の明!
しかもしかも、漢字検定。ひらがな、カタカナと共に日本語表記の大切な担い手である漢字の検定だったら、大手を振って日本語カテゴリに直系で加えられるというもの。よし、早速カテゴリ追加だ!
…と、ここまでの勢いは本当に破竹だったのだけど。それは偏に、この時点ではまだ勉強はおろかテキストさえ手にしていなかったからで。
実際、手を付け始めてしまったら、一体どうやったらこの牙城を切り崩せるのか、どのくらい遠く険しい道のりになるのか、皆目見当もつかない。もしかして老後まで掛かってしまうのかも、知れない。
で、本来なら<漢検>カテゴリの栄えある第一回目の日記となるはずのこの日記の冒頭を、なぜマリオ達が華々しく飾っているのかというと、三十も半ばに差し掛かった娘に母が送ってきたバースデープレゼントにすっかりはまり込んでしまっているからに他ならない。
いやー、面白い。今まで「脳トレ」「えいご漬け」とタッチペンで操作するソフトばかりだったので、慣れないボタン操作に親指ひりひりさせつつも止められない。いちいち声を出して「あ、落ちた!」と言ったり、唐突に笑い出したりする私を見て、夫が「松嶋菜々子のCMみたいだ」と面白がるけど、あの程度のCMなら私でも用は足りるってことだ。誰がやってるかが肝なんだけどもね。
思い起こせば、卒論書いてる時にも「マリオコレクション」で徹夜したな。現実逃避以外の何物でもないな。十年そこそこで人間なんて変わるものじゃないな。一寸の光陰軽んずべからずと言えどもローマは一日にしてならず。
だめだ、このままではぐずぐず尻切れトンボどころか、トンボのめがねだけが夕焼け空を浮遊するような事態になり兼ねない。
と言うことで、密やかにでも高らかに(どっちだ)宣言しよう。私、漢検一級目指します。
それにしても難しいぞ。一級。それどころか準一級の問題も怪しい。本当に受かったんだろうか。準一級を受け直すところから始めた方がいいんじゃないだろうか。はぁぁぁ、大丈夫か、私。
と、「準一級の勉強してる時も『二級本当に受かったんだっけ』って言ってたから大丈夫」という夫談。そうだったっけかな。何年掛かるか分からないけど、まずは頑張ってみよう。
とりあえずマリオは一日15分程度に抑えよう。