美輪様崇拝も一段落ついたところで、棚上げしておいた「婦人画報」。今月の「声に出して誉めたいこの人の『素敵のヒント』」、ゲストは美輪明宏様。
 って全然一段落ついてない。
 この対談、先日の自説確たりと、ますます自信を深めましたことよ。
 でも気になったのはこれ。

ヘビメタ・・・ヘビーメタルロックという音楽ジャンルの通称。ギターやドラムの激しい演奏と高音を絞り出すような歌唱法によって構成される。

 対談中に時々入る注釈の一つです。他は「毛皮のマリー」のような美輪様関連の語句や、今回の対談の背景の説明なのですが、この「ヘビメタ」の項だけは純粋に知らない人に向けての辞書的説明なのです。


 次第にアメリカナイズされる韓国(のみならず世界的な傾向)についての行で「冬のソナタ」に準えて、「冬のヘビメタ」と表現されていたのですが、そこでヘビメタについて注釈が入るところが「婦人画報」なのだろうと、膝が折れるほど*1合点が行きました。


 薄々勘づいてはおりましたが、こうなれば紛れもない闖入者。「ピンポン」や「HR」見て中村獅童のファンになって、のこのこ歌舞伎見物に紛れ込んでしまうようなもん。全く見当違いなところで「萬屋!」とか言ってしまわなくて、良かったってところ。


 そう思ってみたら全てのピースが合わさる訳なのです。
 例えば齋藤様のコスプレ。「今月の齋藤さんのおしゃれ」なるほど。齋藤様は有閑マダム達に愛でられていたのでございます。さながら「笑う大天使」におけるコロボックルちゃんこと柚子さんのように。
 いっそのこと、潔く「今月の齋藤クン」にしてしまっては?そして対談ホストのキャラ設定は徐々に「やんちゃくん」にシフト。これが正しい「婦人画報」の歩き方です。
 でもサロンへのお通いは、月に一度になさってね。*2

*1:打ちすぎでね

*2:BGMは「ラストダンスは私に」ちょっと画報的じゃなくって?